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『どれだけ悩んでも悩みは解決しない』
ツヨシ「仙人さん。ボクは頭が悪いから、自分で悩みを解決することなんて出来ませんよ。」
仙人「昨日、何を聞いていたんだ。」
※昨日の記事…2500年前にブッダが悟ってから今日までに、数え切れないほどの菩薩が出現した。その中には、龍樹、達磨大師、空海のような天才たちもあり、「ブッダの教え」に更に磨きをかけた教えを作った。(グレードアップ)
ツヨシ「昔の僧は頭も良いし、熱心さも違いますよ。ボクのような凡人には、悟ることなんてやっぱり無理ですよ。」
仙人「何を卑下しているんだい。彼らは確かに天才だ!しかし、脳の構造も神経の数もツヨシの脳と同じなんだ!」
ツヨシ「それはそうですが。。」
仙人「ははあ、今のままが良いんだな。」
ツヨシ「今のままで良いわけなんてないですよ!」
仙人「じゃあ、よく聞くんだ。仏教で大成し、「菩薩」と呼ばれるようになった人はみんな、人生に苦しみ悩んだ人達なんだ。」
ツヨシ「えっ?そうなんですか?」
仙人「そうさ、「悩み」から解脱したいから、必死になって修行して悟り(解決法)を得たんだ。だから、同じ悩みを持っている人からすれば、先輩なんだ。」
ツヨシ「そう聞くと、なんか親近感がわいてきました。」
仙人「だろ。2500年前から出現した多くの菩薩たちは、一人一人それぞれの悩みを持っていたが、苦しみながらも解決した人達だ。だから、この先輩たち(菩薩)の汗と涙の結晶である「悟り」を無駄にしてはいけないんだ。」
※人はリソースだ!…悩みの解決方法を一から考える必要はない。すでに答えは出ている。
ツヨシ「どうすれば、無駄にしないのでしょうか?」
仙人「自分自身が困った時、悩んだ時には、彼らの(悩みから解脱した)アイデアを借りるんだよ。」
ツヨシ「借りるって、、どうやれば良いのですか?」
仙人「フフッ。のってきたな。それは、、必死に「教えてください!」と願うんだ。そして、望みが叶うまで願い続ける。すると、ある日突然、欲しかった菩薩(アイデア)にたどり着くことが出来るのさ!」
ツヨシ「本当ですか?」
仙人「ああ、本当だとも。過去に菩薩は砂の数ほど出現したんだ。縁をたどって探して行けば、必ず目的の菩薩(アイデア)の所にたどり着く。」
※華厳経「善財童子の旅」より
ツヨシ「分かるような気がしますが、もう少し教えてください。どうやれば、早く探せますか?」
仙人「早くかぁ、一番大事なのは熱意だ!熱意が自分と周囲の人を行動させるんだ。」
ツヨシ「熱意ですね!分かりました。他には?」
仙人「とにかく動くことさ。自分の直感を信じて、お寺に行ったり、本を購入して読んだりする。ここで気をつけないといけないのは、すぐには目的とするものにたどり着けないってことだ。でも、凡人は一度の失敗ですぐに諦めるからなぁ。」
※探す方法は… ネットで調べる→直感を感じる→行動する(本を購入、お寺や神社に行く)→直感を感じる→行動する→続ける
ツヨシ「ボクのことですか?」
仙人「そうさ。成功者は未来が見えているから、たとえ思い通りにならなくても、「後になってこの失敗が生きるんだ」と、常に考えているものさ。」
ツヨシ「だから、成功者はかんたんには諦めないのですね。」
仙人「そうさ、一度成功すると分かるが、後になって「あの時失敗したのが良かったんだ!」と言うものさ。」
ツヨシ「ボクも言ったことがあります。」
仙人「はっはっは。」
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【今日の学び】
★悩みの解決法はすでにある。先人(菩薩)の智慧を借りる。
※菩薩の数は、浜辺の砂の数ほどある。
☆菩薩の名前に執着してはいけない。こだわるのは、菩薩が悟った「悩みの解決方法」(アイデア)だ。いろんな菩薩(経典)から良いアイデアを借りて使わせてもらう。
★「潜在意識」とは自分が使えるリソースのこと。自分の知識や経験ではなく先人の智慧を使う方が賢い。
☆一心に仏に手を合わすと、自分を助けてくれる「菩薩」に合うことが出来る!
幸福
人は幸福になるために生まれてきます。
大宇宙、大自然には、不幸という概念がありません。空の世界は、現象を幸福や不幸と二つに分離できないからです。
しかし、人の脳は、有無、長短、過去・現在・未来、自分と他人、というように対局にあるものを比較して考えるように出来ています。
ウサギがライオンに食べられても、「私は不幸だ」とは言いません。お互い、食べても食べられても幸せです。自然界では、それが自然だからです。
ところが、人間だけは、「あの人は幸福だ」、「私は不幸だ」と比較する。そのために苦しむのですが、そう思考すること自体が「不幸」なのです。
この大宇宙・大自然に生まれたことは、「良いことも悪いことも、すべてが清らか」な世界に生まれたという「奇跡」なんだということを自覚すると、現在どのような状態にあっても「極楽浄土」に変えることができます。
ツヨシ「仙人さん、宗教で本当に幸福になれるのでしょうか?」
仙人「そうだな、熱心に信仰しても、幸福になれる人ともいれば、不幸になる人もあるからな。」
ツヨシ「えっ?それだったら、信仰する意味なんてないじゃないですか。」
仙人「そうかもしれないな。」
ツヨシ「そうかもしれないって?」
仙人「その前に、、ツヨシは、「幸福」の意味を知っているかい?」
ツヨシ「心が満たされた状態ですよね。」
※ウイキペディアでは、「幸福とは、心が満ち足りていること。」とある。
仙人「そうだ。でも、(凡人は)心だけが満たされることなんて、たとえ宗教でも不可能なんだよ。出家僧や修行僧なら、座禅をして瞑想するだけで覚った境地になれるかもしれんがな。」
ツヨシ「それなら、ボクたちは、仏様や神様を信じても幸せになれないということですか?」
仙人「幸福になることと、神仏を信じることは別だ。それよりも大事なのは、宇宙の真理である「空」を理解していないと幸福にはなれないってことさ。」
ツヨシ「空と幸福が関係しているのですか?」
仙人「ああ、この世は空だからな。空の意味は「有ると思うものは本当は無いし、無いと思っても現実には有る」だ。これは、どういうことか分かるかい?」
ツヨシ「さっぱり分かりません。」
仙人「自分は、幸せだと思えば幸せだ、しかし、不幸せだと思えばその人は不幸だ。幸福というのは、その人の感情なんだよ。」
ツヨシ「幸福は感情なんですか?でも、お金が入ってきたら嬉しいし、美味しいものを食べた時には幸せな気持ちになりますよ。」
※ポジティブ感情研究の第一人者「バーバラ・L・フレデリクソン博士」が唱えるポジティブ感情は、「喜び」「感謝」「安らぎ」「興味」「誇り」「愉快」「鼓舞」「畏敬」「愛」「希望」の10個の感情。
仙人「そこが大事なんだ!人は幸福を感じるのは、収入が増えたとか、楽しいことがあった時なのさ。この出来事よりも先に、幸福を感じることなんて難しいのさ。」
ツヨシ「ボクもそう思います。良いことが何もないのに、感謝なんてできないですからね。」
仙人「ふっふ、そうだよな。今ツヨシが言ったように、実は、、、「幸福」には、(経済面など)8つの側面がある。」
【幸福にかかわる人生の側面】
1、 感情
2、 健康
3、 人間関係
4、 仕事
5、 財政面
6、 時間管理
7、 環境
8、 スピリチュアル
仙人「この8つは、一つ一つが他の側面と繋がっていて、互いに影響しあっているんだ。たとえば、感情がうつ状態にあると病気になりやすいだろ。反対にいつも元気な人は、免疫力が高いから風邪にもかかりにくい。」
ツヨシ「そうですね。」
仙人「人間関係だってそうさ、上司と仲が悪ければ、仕事にも集中できないだろう。家庭でも夫婦喧嘩ばかりしていたら、モチベーションなんてあがるはずがない。」
ツヨシ「良く分かります。」
仙人「この反対もあってな。仕事が上手くいって特別ボーナスが入ったら、奥さん機嫌も良くなり仲直りできるかもしれないだろう。」
ツヨシ「やっぱり、お金は大事ですね。」
仙人「いや、仕事や家計の調子が良くても、仕事が忙しくて家族との時間を取れなければ、家族と良好な関係ができないかもしれないからな。」
ツヨシ「周りにそういう人がいます。」
仙人「経済面と家族関係が良くても、住んでいる国が戦争中だったらどうだろう?幸せだと言えるだろうか?」
ツヨシ「そうかぁ。環境も大事ということですね。」
仙人「幸福になるためには、環境は大事さ。どれだけ頑張っていても、家族や友達に問題があれば障害になるだろうからな。」
ツヨシ「ふ~ん。そういうこともありますよね。」
仙人「それだけじゃない、どれだけ満たされても、魂(スピリチュアル)が成長していなければ、心の底からの満足は起きない。」
ツヨシ「魂の成長ですか。」
仙人「そうさ、沢山のお金が入ってきても、それは一時の幸せだからな。本当に幸福を得たいのなら、魂を満足させないといけないのさ。」
ツヨシ「そうなんですね。わかりました」
仙人「このようにして、幸福にはいろんな側面があるんだ。そして、どれかを満たせば、他の側面も満たすことになり、次から次へと幸せが広がっていくのさ。」
ツヨシ「じゃあ、一番簡単なことから頑張れば良いってことですね!」
仙人「無理してすべて頑張る必要はないけれど、バランスも大事だからな。」
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【今日の学び】
★宗教の目的は「幸福」になること。
☆幸福とは、人生の8つの輪を満たすこと。(物心両面の幸福)
★人生の輪は、すべて縁で繋がっているから、一つの事を満足させると他の面も良くなる。
☆物心両面を満足させることで魂が成長するが、魂の成長をさせると物心両面の満足させることに繋がって行く。
⇒ 神仏と繋がる(一体化)すると、人生の8つの輪を幸せにできる!
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