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ブッダの教え

悩みからの解脱「感情」 

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悩みからの解脱「感情」 

感情

感情がその人の人生です。いつも腹が立っている、悲しい、つらい、と思っていれば、地獄の人生です。

しかし、いつも嬉しい、楽しい、ワクワクしていれば、その人は毎日極楽の人生を送ることができるようになります。





『不安障害は悪魔のいたずら?悪魔を寄せ付けない方法』


 


ツヨシ「最近、将来のことが心配で熟睡できないんですよ。」


仙人「ツヨシでも、寝られないことがあるんだ。」


ツヨシ「ありますよ!寝られないだけならいいんですが、悪いことばかり考えていると、将来が不安で、心臓がバクバクすることもあるんです。」

仙人「なるほどなぁ。それは、典型的な不安障害だな。人は不安に襲われると交感神経が活発になるから、興奮し寝られなくなる。それだけじゃない、、緊張から筋肉が固くなり肩こりや頭痛を起こしたり、脈拍が乱れることから心臓病の原因にもなるんだ。」


※不安障害(GAD)は、毎日の生活の中で漠然とした不安や心配を慢性的に持ち続ける病気をいう。ただ心配しているだけなら良いのですが、尽きることない不安と心配のために、徐々に身体症状や精神症状が現れるようになり、不安が悪循環する。


ツヨシ「そうなんですね。」


仙人「いや、リスクはこれだけじゃないんだ。不安障害が進行すると、うつ病やパニック障害、社会不安障害にも発展するから怖い病気なんだよ。」

ツヨシ「ええ、そうなんですか。不安障害を治す方法ってあるのですか?」


仙人「今のところ、原因も分かっていない病気だからな。病院に行っても、ストレスや遺伝を疑うだけで、薬物治療をしたり、カウンセリングを受けるくらいしか対処法がないようだな。」


※「不安障害(GAD)」はあまり知られていないため、病院に行っている場合でも、自律神経失調症や更年期障害と診断されるケースが多い。


ツヨシ「じゃあ、治らないってことですか?」


仙人「今まで何を学んできたんだ。ブッダの教えを思い出してみろ!不安や心配なんてものは、妄想から感じている「恐怖」という実際はない感情だけだ。これは、(被害)妄想を持つことによって生じる煩悩というものだ。」


ツヨシ「そうでした。ストレスは煩悩から生まれるのでした。」


仙人「そうだろ。それに、人には「不快(恐怖)を避けて、快楽(安心)に向かう」という本能があるだろ。だから、恐怖だと感じるから(自律神経を乱し)体の調子も悪くなるし、精神も変になってしまうんだ。」


※空の世界では、脳の思考や認識には実体がないが、現実では(恐怖)感情を感じる。


ツヨシ「恐怖を感じなければ良いのは分かりますが、それが出来ないんですよ。どうすればいいのでしょう?」


仙人「不安障害の一番の問題は、そこなんだよ!理屈は分かるが、どうすることもできない。妄想や感情は、脳神経でコントロールすることは難しいのさ。」


ツヨシ「それじゃ、治すことはできないのですか?」

仙人「いや、治す方法はある。しかし、ここからは、頭で理解することはできない。感性が必要になるから、真剣に聞ききなさい。」


ツヨシ「わかりました!」


仙人「それじゃ言おう。恐怖が起きるのは悪魔が生まれたからなんだ。悪魔は、眠りに入る前に活動的になる。だから、寝られないんだ。だからって、すべての人に悪魔は生まれない。どうしてだと思う?」


ツヨシ「ボクは、悪い霊に憑りつかれやすいのですか?」


仙人「。。。弱気になってるから悪魔が入ってくるんだ。悪魔は、消極的なマイナスエネルギーが好物なんだよ。だから、落ち込んで元気のない人間に集まってくるんだ。」

ツヨシ「分かるような気がします。ずっと弱気でしたから。と言うことは、強気になれば良いってことですか!?」」


仙人「そうさ。気(エネルギー)を高めればいいんだよ!


ツヨシ「でも、どうすれば、気を高めることが出来るのですか?」


仙人「気を高める方法は、いっぱいあるから、即効性のあるものだけを教えよう。」


(気を高める方法)


1、 ゆっくりと大きく、深呼吸をする。(5回程度)
2、 軽く体を動かし、その後、腕と足を延ばし筋肉の緊張をほぐす。(歩く、ストレッチ、ヨガなど)
3、 瞑想して、神や仏、菩薩を念じ、会話をする。
4、 神、仏、菩薩と一体化して、気(エネルギー)を充填する。



 仙人「この4つを、毎日、時間がある時に何度も行うと良いだろう。」



ツヨシ「たった、これだけで良いのですか?」


仙人「ああ、これだけだ。でも出来るかな?」


ツヨシ「できますよ!」


仙人「もう気が高まってるようだな、あっはっはっは」


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【今日の学び】



 ★不安障害の原因は「弱気」。心配、恐怖、うつになると、悪魔が生まれる。ストレスがたまると不安(恐怖)も大きくなる。


☆強気(積極)の所には悪魔は生まれないし、逃げて行く。


★神仏や菩薩の心(慈悲心、貢献や成長を望む)になると、気が高まる。


☆いつも神仏や菩薩との一体化を心掛けると、悪魔の入る隙がなくなる!




『恐怖を快感に置き換えることが出来ると喜びの人生に変わる!?』



ツヨシ「仙人さん、般若心経の五蘊(ごうん)とは、何なのですか?」


仙人「ああ、五蘊ねぇ。般若心経は、物質のほかに五感が「空の世界」を創造していると言われているんだよ。それら五つを合わせて五蘊と呼んでいるのさ。」


ツヨシ「ふ~ん。それじゃあ、六感になりませんか?」

仙人「ふっふっ。五蘊とは、空と「受・想・行・識」の4つを合わせて言うんだ。」


『受・想・行・識』とは


・受…外の情報を五感(見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる)で感じる。
・想…感じたことから想像する。
・行…想像したものに「快楽か不快か?」と意味付けをする。
・識…意味づけをした情報を振り分けて記憶する。



 ツヨシ「受・想・行・識ですか。。また難しくなってきましたね。」



仙人「外からの情報は、目・耳・鼻・口・体の五感から脳に入ってくる。それらの情報を受け取るから「」と言うんだ。「」は、、たとえば、ラジオを聞くときには、ラジオの話からイメージを描くだろ。」


ツヨシ「ふん、ふん。声からの想像ですね。」

仙人「想像はメールのような文章の方が強いかもしれないな。メールでは、声のトーンや人の表情が見えないから、読む人の勝手な想像で誤解が起きるものさ。」


ツヨシ「メールの書き方が下手なので、ボクもよく誤解されます。」


仙人「そうだろ。メールの文章は、読む側の気持ちで読まれるから、送った方の意志が伝わらないから問題になるのさ。」


ツヨシ「そうだったのですね。。じゃ、次の「行」は何ですか?」


※行とは…情報を快楽・不快に振り分ける行為のこと。


仙人「実は、幸せになるには「」が一番重要なんだ。イメージしたものを、脳は自分にとって「快と不快」に選別するから、いろんな感情が起きてくるんだ。」


※感情は行動に影響し、最終的には結果につながる。


ツヨシ「それって、どういう事ですか?」


仙人「どんな人でも、究極の望みは「幸福」だ。だから、いつでも、どんなことからでも、自分にとってそれが快楽に繋がるのか、不快なものにならないか?無意識に思考しているんだ。」


ツヨシ「何も考えてないのに、脳は情報を振り分けていたのですね。ボクのメールが不快にされたのは、そういうことだったのですね。」


仙人「ああ、そして、将来間違った行動を起こさないように、(快・不快の情報をいつでも出せるように)脳に記憶させているんだ。」 ツヨシ「だったら、みんな幸福になれるはずですよね。」


仙人「これだけ聞くと、同じ失敗を犯さないはずだ。ところが、現実はそんなことはない。」


ツヨシ「そうですよね。何度も失敗をします。僕なんか同じ失敗ばかりしていますから。」


仙人「どうして、そんな間違いを犯すのだと思う?」


ツヨシ「どうしてですか?」


仙人「間違いは、脳に入ってきた情報を振り分ける時に起きるんだ。人は自我を元にして思考するようにできている。だから、無意識に、自分が大切にしている価値やルールを基準に物事を考えてしまうんだ。」


ツヨシ「普通は、そうですよね。そうでないと、自分がないってことになりますから。」


仙人「ところが、自我で思考すると、その上のレベル(一番上位レベルは宇宙思考)から観た場合には「自分勝手な考え」なんだよ。」


ツヨシ「自我が良くないのなら、じゃあ、どうすれば良いのですか?」


仙人「情報を振り分ける基準を変えればいいのさ。」


ツヨシ「そんなに簡単に変えられるのですか?」


仙人「意識をすればな。人の行動(思考)の90%以上は無意識にやっている。いちいち、考えてから行動する人ってほとんどない。人は「無意識」という「習慣」に流されているんだよ。


ツヨシ「ボクなんか、99%無意識に流されています。」


仙人「そうだろなぁ。快楽や不快という感情を感じたら、一度立ち止まるんだ!そして、立ち止まって考えるんだ!」


ツヨシ「考えても、感情が変わらなかったらどうしたら良いのでしょうか?」


仙人「いい質問だ。人は(心身の)状態が良くないと、煩悩が強く、感情や思考を変えることなどできない。だから、不幸の道を突き進むのさ。」


ツヨシ「やっぱり、そうなんですね。」


仙人「何がやっぱりだ。今まで何を学んできたんだ。心の状態を変える一番の方法は、神仏との一体化だ。マントラや陀羅尼を唱えて神仏を念じるんだ。心に神仏が現れると、煩悩は消えてしまい、冷静に考えられるようになるんだよ!」


ツヨシ「そうでした!」


仙人「はっはっはっ」


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 【今日の学び】


★目の前の事象は、「快楽と不快」の意味付けによって正反対のものになる。


☆幸福になるためには、意味付けを変えることが重要。


★恐怖を安心に変えると、安らかな生活になる…幸せホルモン「セロトニン」が分泌する。そのために神仏と一体化する。


☆小さな快楽(本能を満たす)を大きな快楽(社会貢献など)に変えると、ワクワクする…快感(達成感や快感、爽快感、喜び、感動)ホルモン「ドーパーミン」が分泌する。⇒大きな目的・目標を持つ





『「辛い」と口に出すと鬼が喜ぶ?大げさに喜ぶと幸せになる歓喜天の真髄』



 ツヨシ「どんな宗教でも、必ず「感謝しなさい!」と言われますが、どうして感謝が大事なのですか?



仙人「なるほどなぁ。感謝という言葉は普通に使われているから、ツヨシみたいに考える人は少ないかもしれないな。」


ツヨシ「みんなは、考えていないのですか?」


仙人「ああ、そんなことよりも、、まず「感謝」の意味を知っているかい?」


ツヨシ「ええ、辞書で調べたのですが、感謝の意味は「ありがたいと思う気持ち(を表すこと)」とありました。


仙人「そう、感謝は気持ちなんだよ。じゃあ、感謝した時、ツヨシだったらどんな感情になる?」


ツヨシ「どんな気持ち?と言ったら、「嬉しい」気持ちでしょうか。」


仙人「そうだな。嬉しいと感じるのは、心が喜ぶからだ。人は幸福になりたいから宗教(信仰)をしているのだが、このことを理解しないといけない。心が喜ぶのは幸福な状態なんだからな。幸福になりたければ、喜びの感情を出すようにしないといけないんだよ。」


ツヨシ「ふ~ん。喜びですか。」


仙人「そうさ、「喜ぶ」に関連した感情とは、次のようなものだろう。」



心を躍らせる ・ 幸福感にしびれる ・ 小躍りする  ・ 胸が弾む ・ 声を弾ませる ・ いい気になる ・ 上ずった気持ち ・ 喜々として ・ 得意な気分 ・ 悦に入る  ・ 華やいだ気分になる ・ 大喜び ・ わくわく ・ 浮かれ出す ・ 興奮 ・ ガッツポーズ ・ Vサイン ・ 快楽 ・ うっしっし ・ 高揚感・ るんるん気分 ・ 心が浮き立つ ・ 何にも代え難い喜び ・ メロメロになる ・ 明日からの海外旅行に気もそぞろ ・ ・ 歓喜する ・ うはうは ・ うれしがる ・ ・ 天にも昇る心地) ・ 浮いた心 ・ おいしい ・ 喜びが込み上げる ・ 褒められてのぼせ上がる ・ 気持ちが浮つく ・ 舞い上がる ・ 狂喜する ・ 成功の甘き香りに酔いしれる ・ 褒められて有頂天になる ・ 無上の喜び ・ (気持ちが)宙を浮く ・ 喜び勇む ・ 嬉しくてうわの空 ・ うきうきする ・ 飛んだり跳ねたり ・   陶酔感 ・ ウキッとする ・ 飛び立つ思い ・ 勝利の美酒に酔いしれる ・ 上機嫌 ・ 脳がしびれる ・ 幸せにひたる ・ (身も心も)震えるような喜び ・ 気持ちが華やぐ ・ 夢見心地 ・ 夢満開 ・ 手放しで喜ぶ  ・ 胸が躍る ・ 声に明るさがにじむ ・ 満悦 ・ 気持ちが高ぶる ・ 頭の中がお花畑 ・ 歓声 ・ 喜ばす ・ 嬉しがらせる 



ツヨシ「たくさんありますね。でも、これを口に出すと、不思議とうれしくなってきますね。」



仙人「そうだろ。言葉には魔力があるんだ。じゃあ、「喜ぶ」の反対語を教えようか。」


※喜びの反対語…悲哀(もの悲しい感じ)


痛み、哀しみ、 悲しみ、つらい、大きな不幸を引き起こすもの、 傷心 、憂き目、憂愁、嘆き、悲嘆 、歎き、 愁傷、憂うつ、不安な気持ち、強く悲しみに沈む、悲しいこと。


 


仙人「どんな気持ちになった?」


ツヨシ「さびしくなりますね。こんな言葉を言っていたら、なんか辛くなってしまいますよ


仙人「そうだろ、言葉は大切なんだ。幸福になりたければ、「喜ぶ」言葉を多く使うと良い。不幸になりたければ、「つらい」と言えばいい。」


ツヨシ「そんなあ。これ以上不幸になんかなりたくないですよ!」


仙人「ふわっはっはっは。」


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 【今日の学び】


★幸福になりたければ、「喜ぶ」言葉を多く使う。


☆幸福な人生を送りたければ、小さなことでも大きく喜ぶ。


★愛されたいのなら、相手に対して大げさに喜ぶ。


☆よく喜ぶ人の所へは、人が集まる、幸福が引き寄せられる!


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