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幸福になるために、お金は重要な位置を占めます。お金がなくても幸せだという人もいますが、凡人には難しいことです。
安心して生活できるお金があれば、お金に関する恐怖はなくなります。だから、夫婦間の関係にも余裕が生まれます。
また、お金に余裕があれば、美味しい食事をしたり、欲しい洋服を買ったり、旅行、趣味もできるので、幸福感を味わいやすくなります。
このように、お金は人生の8つの輪のどれにも影響を与えます。幸福になるためには綺麗ごとだけ言ってはいけません。「物心両面」の両方で幸福になるようにしないといけないのです。
貪欲にお金儲けを考えると仏が喜ぶ!?「理趣経の教え」は超現実主義
ツヨシ「性欲を持つのは悪いことじゃないと理解できましたが、じゃあ、「お金儲け」はどうなのですか?」
仙人「お金もセックスと同じさ。」
ツヨシ「えっ?でも、ブッダは「貪欲」は苦しみの元だから、「欲を断て!」と教えていませんか?」
※顕教の教え…三毒(貪欲・瞋恚、無知)は苦の元になるから、欲望を捨てることが大事。
仙人「それは、仏教初心者に向けての教えだからさ。お金がなくなって困っている人に「お金がないのはお前のせいだ。」「もっとお金を稼げ!」と、お金、お金と言ったら、よけいに地獄に落としてしまうだろう。」
ツヨシ「だから、ブッダは「お金のことを考えるな!」(欲を断て)と言ったのじゃないのですか。」
仙人「ああ、お金で苦しんでいる人には、そう言うしかなかったんだろうな。でも考えてみろ。お金がなくなり死にそうな人に、「お金のことばかり考えてはいけない。」と言っても、(貧乏で死にそうなのに)考えないようにすることなんて不可能だろ。」
ツヨシ「そうですが。。。」
仙人「理想と現実は違うんだよ。きれいごとだけで苦しみから逃れられるのだったら、(戒律を守り)全ての人が幸せになってるはずだ。そうだろ?」
ツヨシ「そうですが。。貪欲になるのは良くないと思いませんか。」
仙人「その考え方も間違いだ。考えてみろ、「お金」は生きるために必要なものだ。お金はお米やパンと同じだ。お金がないとお米が買えないし、パンも食べられない。すると、待っているのは死だ。はたして、お腹の空かした人が「ご飯が食べたい!」と言うのが罪だろうか?」
ツヨシ「そんなことはありません。」
仙人「だろ。お金は生きるために必要なものだ。だから、お金を稼ぐことは(家族のためにも)必要なことだ。」
ツヨシ「それは分かるのですが、ボクが思うのは貪欲がダメじゃないのかと。。」
仙人「なるほど。でも、貪欲は良いことなんだ。世の中の金持ちは、みんな貪欲だから成功できたんだ。」
※真言密教「理趣経」より…この世間における一切の貪欲は清浄である。何となれば、すべてのものの本性は清浄であって、善や悪の貪欲などという区別は現象の上にあらわれたものに過ぎず…
ツヨシ「ええ、、そうですが。。」
仙人「人間は心が曇るとすべて悪く考えるようになる。普通は、包丁がよく切れると、料理が楽しくなるだろ。ところが、犯罪者は包丁を人殺しに使おうと考えるんだよ。」
ツヨシ「それは包丁だからでしょ?お金とは違うのじゃ?」
仙人「ふっふっ。仏は慈悲から生まれるって知ってるだろ。自分のためにだけお金を稼ごうとすると、地獄の生活になる。ところが、他人が幸せになれるように「お金儲け」を考えるようになると、極楽の生活に変わるんだよ!」
ツヨシ「本当ですか?」
仙人「本当かどうかは、周囲をみれば分かるさ。お金持ちは自身も金銭的に豊かだが、それ以上に(仕事で)社会貢献している。これが現実だ!」
※仏性(慈悲心)が出ると、あなたの側に多宝塔が断つ。…「法華経」見宝塔品第十一より
ツヨシ「そうだったのですね。」
仙人「分かっただろ、お金は汚いものじゃないんだ。汚く見えるのは、自分の心が曇ってるからさ。お金に罪はないのだから、他人のためにお金を稼いで使うことを考えなさい。」
ツヨシ「良く分かりました。もっと強欲になりますよ!」
仙人「アッハッハッハ。」
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【今日の学び】
★お金は生きるために必要なものだから、「お金を稼ぐ」ことは罪ではない。
☆お金が汚く見えるのは心が汚れているから。曇った心を綺麗にすれば、お金が綺麗なものに見えるようになる。(仏を念じて一体化すると清浄な心になる。)
★貪欲とは、「お金」を自分の欲だけを満たそうとするちっぽけな心。他人を喜ばすため(社会貢献)にお金儲けを考えるのを「慈悲心」と言い、それは仏と同じで尊いものである。
☆慈悲心を起こして「お金儲け」を考える。そして、お金を稼ぎ、自分と他人のためにお金を使うと、仏が大喜びする!(それは、あなたが霊界の仏の代わりとなって働いてくれたからだ。)
※胎蔵界曼荼羅の中の仏と神々があなたを供養する。
『お金儲けは悪ではない!お金が増えると仏が喜ぶ「理趣経」の教えとは』
ツヨシ「仙人さん。信仰をすると心が安らかになりますが、お金など現実的な問題は解決できないのでしょうか?」
仙人「家計が苦しいのかい?」
ツヨシ「元々借金で苦しいところにコロナで収入が激減してしまったでしょ。だから、「どうやって支払いをしようか」と。。」
仙人「なるほどなぁ。ツヨシのように「仏教」を誤解している人が多いからなぁ。」
ツヨシ「仏教を誤解?ってどういう事ですか?」
仙人「よく考えてみろ!人が生きていくためには、食べ物が必要だろ。自給自足なら別だが、一銭もお金がなければ死ぬことになる。たとえ自給自足の生活をしていても、お金がなければ電気やガスを使えないし洋服も買えないからな。」
※人の本能(食欲、性欲、睡眠欲)を満たす…お腹を満たす、生活の安定、快楽、喜び、冒険、愛情、人との繋がり、着飾る、癒し、安心感にひたる。
ツヨシ「そうですよね。」
仙人「だから、お金が回ってこない信仰では、世間の役には立たない。お金の有り余っている人が、心を癒すためだけに信仰するのなら別だがね。」
ツヨシ「でも、仏教は「欲を断て!」と教えていませんか?」
仙人「そのやり方が好きなら欲を断てばいいだろう。言っておくが、仏教が出来た当初は、出家僧を対象にしていたんだ。それに、僧侶だって「国家安泰を願う」見返りに一般人から食べ物を恵んでもらっていたんだ(布施)。布施だってお経を唱えた見返りだから、お金を稼いだことと同じにならないかい。」
ツヨシ「金儲けと布施は違うでしょう?」
仙人「どう違うんだ?ツヨシは、お金について何も理解していないようだな。お金は、価値交換を行うための道具(ツール)なんだ。」
※価値交換ツール…紙幣、コメ(戦国時代)、金、銀行通帳の金額、仮想通貨、カード、ポイントなど。
ツヨシ「それなら知っていますよ。お金がまだなかった古代には物々交換をしてたんでしょ。それが、時代と共に、貝や布などを用いる物品交換に変わっていったんですよね。」
仙人「そう、それが、現在ではカードのポイント(点数)で物が買えるようになった。お金には実体がない。それなのに物が買える。どういうことか分かるかい?」
ツヨシ「ポイントに価値があるからですか?」
仙人「そうさ。お金は価値なんだ。価値が高い物を買う時には、多くのお金が必要になるが、価値の低い物を買う時は、少ないお金で買える。」
ツヨシ「そんなこと、当たり前ですよ!」
仙人「そうさ、当たり前だろ。ところが、お金で苦しむ人は、価値の低い物を高く売ろうと考える。そして、「どうして売れないのだろう?」と悩んでいる。」
ツヨシ「でも、そうしないと商売は儲かりません。」
仙人「儲からない前に、お客が集まらなかったら話にならないだろ。商売で大切なのは集客だ。お客は、価値以上に安く買える商品に惹きつけられる。誰が価値の低い商品に興味を持つんだ。(買うと損をする)」
ツヨシ「ボクが販売しているサービスは、価値がないと言うことですか?」
仙人「悲しいことだがな、、「需要と供給」を知ってるだろ。お金の価値は、人の需要と供給によって決まるんだ。」
※商品の供給よりも、需要(ニーズ)が多いと価値が高まり、需要(ニーズ)が少ないと価値が低くなる。
ツヨシ「マスクの価格が、ピーク時に(一枚)57円していたのが、今は平均6円になっています。これが需要と供給の関係ですよね。」
仙人「コロナの前は、マスクの価格は平均10円~20円だったんだ。それが、コロナで欲しい人が一変に増えて高騰したのさ。それが、今ではマスクが余ってきたから、以前よりも安くなってしまった。このように、市場はシビアなんだよ。」
ツヨシ「じゃあ、ボクの販売しているサービスは、需要(ニーズ)がないから、諦めろということですか?」
仙人「誰が諦めろと言ったんだ!消極的な考えだな。コロナの初期の時のマスクのように、お客の方から探してまで買いに来るような(希少価値のある)商品やサービスを作るんだ!そうすれば、お客は勝手に集まってくる。」
ツヨシ「本当ですか?」
仙人「本当だとも。価値を高めてもお客が集まらなかったら、努力が足らないということさ。」
ツヨシ「ええ、努力って?」
仙人「集客できない時は、そもそも社会にニーズがないか、自分よりも競合の商品の方が勝っているからだ。そんな時は、ニーズのない商品を売っても無駄だから、新しい商品に変えるか、競合しない(独自の)商品に改善するしかない。」
ツヨシ「仙人さんのおっしゃるとおりです。どちらも足りてないですから。でも、気になることが一つあります。」
仙人「なんだい?」
ツヨシ「お金儲けに邁進するのは、やっぱり良くないような。。」
仙人「ふふ。弘法大師空海が広めた「理趣経」では、この世に汚いものなんて一つもない(すべてが清浄)と書いてある。すべての事象は、この世に必要だから存在しているんだ。汚いと考えるのは、自分の汚い心がそうさせているからなんだよ。」
※理趣経では、セックスも金儲けもすべてを肯定している。その理由は、生きるために必要だから。
仙人「考えてもみろ!貧困状態だと、心まで暗くなるだろ。ところが、、人は、お金が入って裕福になると、精神的にも余裕ができて、社会に貢献したくなるものさ。これが人の性なんだ!」
ツヨシ「良く分かります。ボクも寄付したくても出来ないのは、お金がないからです。」
仙人「ふっはっはっは。」
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【今日の学び】
★本当の信仰を行うと、物心両面で幸福になれる。お金を儲けると、経済的に豊かになり、裕福な思考ができるようになる。それを見た神仏が喜び、さらに幸福になる。
☆お金を儲けるためには、自分と商品の価値を高める努力が重要だ。
★金銭的に豊かになると心も裕福になり、困っている人のために施したくなる。
☆そのためには、まず、自分自身が裕福になる努力をする。(価値を高める)
人間は動物です。そのため、生きることへの欲求(食欲、性欲、怠け心)があるのは自然なことです。しかし、この本能による欲望が、理性を失わせて様々な問題を作ることになるのです。
だからといって、人から欲望を取ると、やる気がなくなり死人のような状態になるので気をつけないといけません。
実際、歴史上の偉人や社会で成功している人をみると、皆欲望の強い人達です。異性にモテたいとか、より贅沢をしたい、という願望が成功へのモチベーションでした。
しかし、ある所まで成功すると、人は更に上を目指すようになるのです。上の目標とは、人のためになること、社会のためになることです。
貢献を思考するようになると、異性に交わる前のようなワクワクとした気持ちを感じることが出来ます。そして、人のために行動するようになると、セックスの時のように体中にドクドクと電気が走るのを感じるようになります。
弘法大師空海が伝えた密教の真髄は、欲望を否定してはいけない。欲望を育てろ!そして、「人生でエクスタシー(最高の喜び)を感じなさい!」と教えたのです。
『物欲も性欲も自慢も菩薩の境地?心がワクワクする「五秘密の悟り」とは』
ツヨシ「(弘法大師が説いている)理趣経の中に、物欲や性欲も菩薩の境地だと書かれていたのですが?」
仙人「ああ、そうだよ。」
ツヨシ「そうだよって?お釈迦様は、欲を持つのは良くないって説いているんですよ。」
仙人「ブッダも始めは、そういう風に説いたんだが、物欲や性欲というものは人間の本能的なものだろ。本能は、人間にとって必要なものだから神様が授けたんだ。要らなければ、(本能の)物欲も性欲もないはずさ。」
※理趣経、大楽の法門より
l 男女の愛も、清浄なる菩薩の境地である。
l 自慢の心も、清浄なる菩薩の境地である。
l ものを飾って喜ぶのも、清浄なる菩薩の境地である。
l 思うにまかせて、心が喜ぶことも、清浄なる菩薩の境地である。
l 満ち足りて、心が輝くことも、清浄なる菩薩の境地である。
l 身体の楽も、清浄なる菩薩の境地である。
l 目の当たりにする色も、清浄なる菩薩の境地である。
l 耳にするもの音も、清浄なる菩薩の境地である。
l この世の香りも、清浄なる菩薩の境地である。
l 口にする味も、清浄なる菩薩の境地である。
ツヨシ「それはそうですが。。」
仙人「たしかに、本能があるから煩悩が生まれ、その結果、人は苦しむ。しかし、この現実を避けていては、いつまでたっても、苦しみから解脱することはできない。」
ツヨシ「欲を持つな!というのは理想論ということですか。」
仙人「ああ。そんなことよりも、もっと現実を見るんだ。自分の心を内観して、「欲が顔を出している」と気づくことのほうが大事なんだよ。」
ツヨシ「強欲にならないためにですか?」
仙人「いや違う。欲望は「命のエネルギー」があるから起きるんだ。だから、欲が出たことに感謝するんだ。」
ツヨシ「物欲や性欲などの我欲に感謝するんですか?」
仙人「ああ。ここで大事なのは、我欲に止まってはいけないというんだ。自分だけの小さな欲を満たしたら、すぐに自分以外の他人の欲も満たすことを考えないといけない。」
ツヨシ「小欲にとどまったらどうなるのですか?」
仙人「我欲は悪魔を引き寄せるから、煩悩に苦しむことになるだろう。」
ツヨシ「やっぱり、そうなのですね。」
仙人「なんだ、知っていたのか。でも、(我欲を満たす)小欲から(他人を喜ばす目標)大欲に育てることが出来れば、今まで得ていた自己満足(小楽)だけの喜びから大きなやりがい(大楽)になり、心がワクワクすることになるだろう。」
ツヨシ「大楽になれば、悪魔は寄ってこないのですか?」
仙人「悪い妄想や煩悩に苦しむことがなくなるから、誰でも熟睡できるようになるよ。」
ツヨシ「起きている時も大丈夫なんですか?」
仙人「もちろんさ。我欲から起きてくる心(感情)を自由にコントロールできるから、どんな出来事が起きても怖いことがなくなるんだ。」
ツヨシ「感情コントロールができれば、人生だってコントロールできますよ!」
仙人「そういうことさ!だから、ツヨシも、周りで苦しんでいる人を見つけたら、このこと(五秘密の悟り)を教えてやるといいよ!」
ツヨシ「分かりました!なんかワクワクしてきました。」
仙人「わっはっは、金剛薩埵(こんごうさった)の境地に入ったな。」
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【今日の学び】
☆欲は悪いことではない。欲は神が与えてくれたものなので感謝することが大事。
★全ては清く、美しいものである。欲・触・愛・慢の小楽を大楽に変えることこそ、仏の道である。…理趣経、初段(大楽の法門) 金剛サッタの巻
☆小欲を大欲に変えることに成功すると、小楽が大楽(大きな喜び)に変わる。
★青年よ、大志を抱こう!
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